[アパレル×NFT]アパレルの伝統技術を継承し未来へ伝える グロコンエイトの挑戦
NFTクラウドファンディングデータ
- プロジェクト名
最新テクノロジーでファッション業界の「技術と伝統」の継承を実現する。
- 調達資金
1,230,000円
- ポイント
- 販売終了
- メンバーシップNFT
- 目標達成
- プラットフォーム
- プロジェクトURL
東京都台東区に本社を構える株式会社グロコン・エイトは、アパレルブランドの企画、製造、および販売を行っています。この度、MikoSeaのNFTクラウドファンディングにおいて、「失われつつある縫製技術を後世に伝えたい」という思いが広く共感を呼び、伝統的なものづくりを支持する投資家からの支援を受けました。この活動により、目標金額の123万円の支援を集めることに成功しました。
株式会社グロコン・エイト代表の杉浦吉郎氏に、NFTクラウドファンディングに挑戦された理由、実際に行った際の反響や、今後の展望についてお聞きしました。
伝えたいこと幅広い層へのリーチと市場拡大
株式会社グロコン・エイトの新しい取り組みは、広範な層からの支持を得て、日本の高品質なものづくりとNFTの組み合わせを示しました。
株式会社グロコン・エイトについて教えてください
株式会社グロコン・エイトは、デザイナーKITAHARA KEIZO(以下KITAHARA)と共に、アパレルブランド「GLOBAL CONTRAST」を基点に、「本物を継承し、時代と世界を紡いでいく」という企業として設立しました。
社名「グロコン・エイト」の由来は、22年前に上海で展開したアパレルブランド「グローバル・コントラスト」が原点となっています。ロゴマークの8角形は八方に広がるアートの輪を表しています。また8角形は安定せず、常に動き続けるという性質を持ち、私たちのものづくりへのスタンスを表現しています。そして今、アパレルという枠組みに捉われず、NFTを使ってあらゆるジャンルの輪を広げてまいります。
アパレルブランドの「GLOBAL CONTRAST」
「GLOBAL CONTRAST」は、デザイナーKITAHARAを中心にて22年前に中華人民共和国・上海で立ち上げられたアパレルブランドです。KITAHARAは日本の高品質な縫製技術を現地の法人に伝え、その技術で作られた衣服は人々を魅了しました。
現在は日本を中心に展開しています。日本の縫製技術の高い水準を維持しつつ、糸選びから始まる細かな縫製技術や、日本でわずか2社しか扱えない特殊なニドム加工技術を使用しています。これらの技術を活用し、鮮やかで独創的なデザインの衣服を提供することで、その品質とデザイン性で注目を集めています。
『こだわりの素材・加工』 素材から加工まで、職人チームによって長い時間を注ぎ足したオリジナル素材。仕上げには、国内2社でしか対応できないニドム加工を採用。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000110033.html)
伝承技術を継承し、残していきたい
現代のファストファッションでは、手間がかかる技術が大量生産に向かないため、ニドム加工技術のような技術は徐々に使われなくなってきていますが、そうした技術を継承し、残していくことが必要です。
なぜNFTクラウドファンディングに挑戦しようと思われたのですか
私たちは、ブランドと価値観をより多くの方々に届けたいと考えています。
NFTは、洋服が好きな人だけでなく、アートやビジネスに興味を持つ様々な層の方々に、国内外を問わずリーチするための架け橋になると考えました。
そして、ファンとの絆を深め、共にブランドを育てるコミュニティをつくり、ファンの皆さんと一緒に輪を広げていきたいと思ったからです。
NFTクラウドファンディングを実施した際の反響と購入者層は
NFTクラウドファンディングへの反響は本当に素晴らしかったです。
特に印象的だったのは70代のお客様でした。この方は中小企業のものづくりの価値を非常に理解しており、「私もこのようなものづくりを支援したい」と支援してくださいました。
このプロジェクトによって、洋服好きな方だけでなく、伝統やものづくりを大切に思う人々が集まり、新しいコミュニティが形成されました。
若い層から高齢層まで、幅広い世代の方々に私たちの取り組みが響いたことを実感しています。
MikoSeaでプロジェクトをして良かったこと
これまでは洋服好きな方々に対してのみ、洋服を提案してきましたが、MikoSeaのNFTクラウドファンディングを通じて、弊社のものづくりへの姿勢、こだわり、技術の継承について広く知っていただきました。
これにより、日本のものづくり技術の継承や投資目的を含む、より幅広い層の方々からの支援を受けることができました。
今後の展開について
今後は製品ができるまでのストーリーや関わった人々、縫製工場などを詳しく紹介するツアーを開催したいと考えています。
NFTホルダーにデザイン会議にご参加いただいたり、縫製工場で製造過程を直接見てもらうことで、製品がどのようにして生まれるかを理解していただき、共に新しい価値を創造していきたいと思っています。
これからNFTクラウドファンディングに挑戦しようとしている方々へのメッセージをお願いします
ものづくりをされている方々は、従来の枠組みの中で悩んでいることが多いと思います。しかし、MikoSeaのNFTクラウドファンディングは、その枠組みを超えることが可能です。
そして、新しいマーケットへのアプローチや、ものづくりの新しい方法を探求する素晴らしい機会になります。
まとめNFTは、洋服が好きな人だけでなく、アートやビジネスに興味を持つ様々な層の方々にリーチするための架け橋となりました。
NFTクラウドファンディングは、新しい市場へのアプローチや、ものづくりの新たな方法を探求することを可能にします。
NFTPark.編集部、記者・編集者。NFTがもっと身近になって、社会で広く使われていく未来を目指して、NFT事例のインタビュー記事、NFTに関するニュースを執筆。コミュニティマネージャーとしての一面も。
株式会社グロコン・エイト代表の杉浦吉郎さん日本の伝統技術の継承、アートの輪を広げ共感していただける、仲間を集める事に成功しました。